随分放置していたPyCharmのアップデート。
実行したら起動しなくなりました。日曜にこれはツライ。
時間なくてじっくり調べず、あれこれやったら解決しましたのでメモとして残します。
(注:PyCharmに限らず他のJetBrains製品でも起きる現象みたい。)
このページの目次
PyCharmが起動しなくなった環境
MacBook Pro
macOS 10.14.6
PyCharm Professional Edition
PyCharmが起動しなくなった操作
PyCharm2019.1からPyCharm2019.2へアップデートを実施しました。
するとPyCharm2019.2で起動しないとうう現象が。
どういうことなんでしょう?
解決のために試したこと
JetBrains Toolbox
こんなのあったんですね。
JetBrains Toolboxをインストールしてあれこれ試しました。
PyCharmのバージョンごとに起動ができるので問題に切り分けに役立ちました。
PyCharm2019.1では問題なく起動するのに、PyCharm2019.2で起動しませんでした。ツライ。
pycharm.vmoptionsを削除
PyCharm2019.1でpycharm.vmoptionsを削除してからPyCharm2019.2へアップデートするとうまくいきました。
(なんで?PyCharm2019.1のディレクトリも見てるの…か?設定ファイルを指定するのは初回起動後だったような。)
削除したファイルの場所
私の環境では次の場所にありました。
xxxxxxxxxx は 自分のユーザー名 にしてください。
/Users/xxxxxxxxxx/Library/Preferences/PyCharm2019.1/pycharm.vmoptions
これを削除してアップデートすると、PyCharm2019.2が起動した!(めっちゃ時間無駄にした!)
注意としては、設定ファイルを削除していますので、最大メモリヒープサイズが初期化されています。
そのため再設定が必要になります。(といっても5秒で終わります。)
無駄にした時間の代わりに得たもの
無駄に時間をロスしましたが、JetBrains Toolboxなるものの存在を知れたので良しとしましょう。
アプリのバージョンごとに起動出来たり、プロジェクトの一覧表示がでできたり、そこからプロジェクトのOpenもできます。地味に便利でした。
こんなアプリがあったんですねー。
JetBrains Toolboxの入手は以下の公式サイトから。
https://www.jetbrains.com/toolbox/app/