こんにちは。熱が下がらないので、ブログ記事でも書いてみるかーという気持ちになってます。
このページの目次
Python(パイソン)が人気、試験も登場
じわりじわりと人気が上昇してきたプログラミング言語Python(パイソン)
そのPythonの試験があるということで受験してきました。
ワタシが受験したのは、「Python 3 エンジニア認定基礎試験」です。
この試験、本格的にスタートしたのは今年からのようです。
Python 3 エンジニア認定基礎試験 とは?
そもそもPython試験とはどんな試験なんだー?
Pythonの基礎的な知識を問う試験です。文法知識がメインの試験ですね。
詳細は以下から。公式サイトからの引用です。
概要:文法基礎を問う試験
受験料金:1万円(外税) 学割5千円(外税)
問題数:40問(すべて選択問題)
合格ライン:正答率70%
https://www.pythonic-exam.com/
試験時間は1時間でした。(時間は結構余ったので、テスト中に焦る必要はない試験だと思います。)
公式テキストはこれ
認定教材として下記のオライリーの書籍が指定されています。
オライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第3版」
表紙のヘビがちょっとリアル。
好きな時に受験できるCBT試験もあり
通常の試験の他にCBT試験というものがあります。
自分の都合に合わせて好きな時に受験できます。試験会場と試験日を自分で指定します。試験は会場のパソコンで行い、その場で合否がわかります。
受験後すぐ結果がわかるのは結構うれしい。
ワタシ的にはこのCBT試験がオススメです。実際に受験したのもCBT試験です。
たとえば、2週間後に受験、1ヶ月後に受験、というように期限を切って、その間本気で学習するのが良いのかなーと。(あんまり、長く文法を学習するよりは、短期間で習得して、その先に進んだほうが良いと思いますので。)
Python試験、ワタシの合否結果は?
結果はこちら。こんな感じで郵送で届きます。
中身は・・・
じゃーん!合格です!嬉しいっ!
厚紙に包まれた合格証も同封されてました。
実は正答率のデータ(試験結果レポート)は試験直後に印刷されて渡されてます。(なので郵送を待たなくても結果はわかる。)
一問ミスったのは心残り。。。39/40問。975/1000点。詰めが甘いワタシ。
合格したので勉強法について書いてみようかと
というわけで、今回はこれからPythonの試験を受けようか検討している方の参考になれば良いなと思い、オススメの勉強法などを紹介してみようと思います。
紹介するのは、
- 書籍(これはマスト!)
- 動画(オプション)
- オンライン学習(オプション)
という構成です。
1の書籍以外はオプションです。自分の実力に合わせて検討してみてください。
試験を受けるということ
その前に、ワタシのこの試験に対する心構えを書いておきます。
ワタシ的には、「期間を区切っていつも以上に集中して学習する」というのが醍醐味だと思って受験を申し込みました。
なので合格/不合格よりも自分自身の平均以上の集中力で学習するというのが重要だと思ってます。
そして、学習して得た知識をどう活かして前に進んでいくかということも大切かなーと。
(なので、合格したのでPythonの勉強は終わり!という方は受験する必要はないと思います。受験すること自体に価値を見出すマニアは別ですが。^^;)
目的って大事ですね。
Python試験、オススメの勉強法は?
試験の内容については外部に公開してはいけない決まりになっているため、勉強法について書いてみようと思います。
上にも書きましたが、
- 書籍
- 動画
- オンライン学習
という流れで紹介します。
これはマスト!「Pythonチュートリアル 第3版」
これはやっておいた方です。なんせ認定教材と公式サイトにかいてあるのですから。
オライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第3版」
正直、別の言語を学んだことがある人は、この本だけでも良いと思います。極論、プログラムを書かなくても、受かる人もいそう。。。
ただ、実際にプログラムを書いた方が動きがイメージしやすいし、記憶にも残りやすいと思います。
ポイントは、サンプルコードをよく理解すること。
日本語の文章だけ読んでわかった気になるとマズイかも。サンプルコードがたくさん掲載されているので、一行一行確実に理解してください。とにかくサンプルコードの動きを理解してください。
書籍だけでは不安な方は動画という手も
UdemyのPython講座がオススメです。
タイトルは「プログラミング言語 Python 3 入門」です。
というのも、たまたま見つけたのですが、実は認定教材の「Pythonチュートリアル」にほぼ同じ流れにそって講師が解説してくれる動画でした。
ちなみに、Udemyは世界的人気の動画学習コンテンツを取り扱っているサービスです。プログラミング関係の動画も充実していて日本でも人気が高まっています。
で、書籍だけではちょっと厳しいかな、学習が続かないな・・・という方には動画というのもアリかなあと。
例えばこんな感じで、内容が似ているんです。
こちらは認定教材の書籍「Pythonチュートリアル 第3版」。赤い枠の箇所に注目。
そして以下はUdemyの動画キャプチャ。こちらも赤い枠に注目。
ね、同じでしょ!
書籍だけでは学習が進まない人(特に初心者!)はこういう学習もオススメです。
プログラムを書いて動作させる動画を見たら、自分でもプログラムを書いてみてください。
それでもまだ不安だぜ、という方はPyQ
書籍や動画でもまだピンとこない、実際にプログラムを書くに至らない、うーん、どうしたものか・・・という人は最終手段です。
ブラウザ上でPythonのコードを書きながら学習を勧めていくPyQ(パイキュー)というサービスも検討してみてください。
これは実際に書かないと学習が進まないです。プログラムを写経しながら、一つ一つ理解を深めていきましょう。
ちなみに、PyQを全部やると中級者くらいの実力が身につくように構成されています。そのため、今回のPython試験の範囲以上の知識が身につきます。文法の基礎から始まって、実践的に応用できるように育つ流れです。PyQをしっかりやれば巣立っていけるでしょう。
PyQは月額で料金がかかってしまうので、短期集中でしっかり学習しましょう。
ちょっと話が脱線しますが、ワタシはこのPyQのを運営しているビープラウドの社長さんの講演を聞いたことがあり、それ以降ファンになってます。嬉しそうにPythonについて話すのが印象的でした。(あと、野球のユニフォームは正装と言ったり、ユニフォームを着てる自分はフリー素材だからどんどん写真撮ってSNSにアップしてOKとか言うノリも面白かった。笑)
おわりに
人気急上昇中のプログラミング言語であるPythonに関する試験の学習方法について紹介しました。参考になれば…うれしいです。
試験を受けてよかった
ワタシは既にいくつかの言語を習得していることもあり、その都度わからない箇所はGoogleで検索すればいいやと言う感じでPythonのコードを書いていました。ですが、ちょっと効率が悪かったです。基本的な知識は体系化して知っておいた上で、不明点は検索していく方が効率がよいですね。
体系的な理解/ベース知識の習得は大事。(はじめはちょっと時間かかるけど。)
なので、基本的な部分を短期間でざっと知るには、こういった試験は使えると思います。
試験なんて意味ないよ!と鼻で笑う人もいますが、要はその学習体験をどう活かすか大切なんだと思います。人によって試験との向き合い方は様々でしょう。
というわけで
というわけで、今回紹介した「Python 3 エンジニア認定基礎試験」をこれからのあなたのPythonライフに活かすのもアリだと思います!